ハイキューの名言でよく知られているのが、田中の「ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか」や、及川の「才能は開花させるもの センスは磨くもの」です。
ただ、ネットで広まっているハイキューの名言には、原作に見当たらない言葉や、言い回しが変わって伝わっているものもあります。
ハイキューの名言は台詞だけを並べるより、発言者・巻や話数・場面・前後の背景まで確認すると、キャラクターの信念と物語上の意味をより深く理解できます。
『ハイキュー!!』の名台詞はキャラクターごとに原作の巻と話数をそえ、言葉が生まれた試合の場面と意味も示しています。
この記事のポイント
- 田中の「平凡な俺よ」は原作30巻、稲荷崎戦の独白
- 及川の「才能は開花させるもの」は原作17巻の言葉
- 武田先生の言葉は、正しくは「“負け”は弱さの証明ですか?」
- 「地道な努力をバカにするな」は原作で見当たらない
ハイキューの名言一覧
この記事で紹介する主な名言を、発言者と原作の巻・話数つきで一覧にします。
| 名言 | 発言者 | 原作 |
|---|---|---|
| ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか | 田中龍之介 | 30巻263話 |
| 才能は開花させるもの センスは磨くもの | 及川徹 | 17巻146話 |
| “負け”は弱さの証明ですか? | 武田一鉄 | 8巻69話 |
| 俺が居ればお前は最強だ! | 影山飛雄 | 3巻23話 |
| バレーは! 常に上を向くスポーツだ | 烏養繋心 | 21巻183話 |
| おれにバレーボール教えてくれてありがとう | 孤爪研磨 | 37巻324話 |
ハイキューとは
『ハイキュー!!』は、古舘春一さんが2012年から2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載した高校バレーボール漫画で、単行本は全45巻です(出典:週刊少年ジャンプ公式サイト)。
背が低いながらも高く跳ぶ日向翔陽と、天才セッターの影山飛雄が、宮城県の烏野高校バレー部で全国を目指す物語です。
アニメはProduction I.Gが制作し、2014年から2020年にかけて4期が放送され、2024年には『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開されました。
実在のバレーボールの名選手や監督が残した言葉は、バレーの名言を背景まで解説した記事で紹介しています。
原作は、試合中の心の声まで細かく描かれていて、名台詞の前後の流れをじっくり追えます。
\ 日向と影山の出会いから /
烏野高校メンバーの名言
主人公たちが所属する烏野高校のメンバーの言葉には、才能の差や挫折に向き合う姿が表れています。
ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか(田中龍之介)
原作30巻263話、春高の稲荷崎戦で、相手に狙われて調子を崩した田中が自分に言い聞かせる独白です。
自分は天才ではないと認めたうえで、落ち込んでいる暇はないと顔を上げる言葉で、すぐあとには「できるまでやれば できる」とも語ります。
俺が居ればお前は最強だ!(影山飛雄)
原作3巻23話、町内会チームとの練習試合で、背の低さに悩む日向に影山がかけた言葉です。
自分のトスがあれば日向はどんな相手とも戦えると言い切った、二人の速攻が生まれるきっかけになった場面です。
一人で勝てないの当たり前です コートには6人居るんだから(影山飛雄)
原作3巻18話、バレー部を離れていたエースの東峰に、影山が復帰を呼びかけた言葉です。
一人で背負い込まず、仲間に頼ってよいというバレーボールらしい考え方で、東峰がもう一度コートに戻るきっかけになりました。
まってたよ(月島蛍)
原作19巻163話、春高予選決勝の白鳥沢戦で、月島がついに相手エースの牛島のスパイクを止めた瞬間の独白です。
かつて「たかが部活だろ」と冷めていた月島が、バレーに夢中になった瞬間を表す、短いけれど印象的な言葉です。
背中は俺が護ってやるぜ(西谷夕)
原作5巻41話、インターハイ予選の伊達工業戦を前に、リベロの西谷が仲間にかけた言葉です。
過去の負けを引きずって緊張する仲間に、後ろは任せろと安心させる、守護神らしい一言です。
“俺の仲間”は ちゃんと強いよ(菅原孝支)
原作16巻144話で、副主将の菅原が口にした言葉です。
控えに回ることも多い菅原が、コートに立つ仲間を心から信じていることが伝わり、チームを支える3年生らしいやさしさと強さが表れています。
アニメ『ハイキュー!!』は、第1期から第4期と『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が、DMM TVで配信されています。
名台詞が生まれた試合は、アニメで見ると選手の息づかいまで伝わってきます。
配信状況や料金は変わることがあるため、公式サイトで確認してください。
\ 烏野の試合を映像で /
大人たちの名言
烏野高校の先生やコーチの言葉は、選手だけでなく、読んでいる大人の心にも響きます。
“負け”は弱さの証明ですか?(武田一鉄)
原作8巻69話、インターハイ予選で青葉城西に敗れ、床に崩れ落ちた日向と影山に、顧問の武田先生がかけた言葉です。
ネットでは「負けは弱さの証明じゃない」と言い切る形で広まっていますが、原作では問いかけの形で、負けを次へ進むための試練として捉え直すよう促しています。
バレーは! 常に上を向くスポーツだ(烏養繋心)
原作21巻183話、春高予選決勝の白鳥沢戦の最終セットで、疲れて下を向きかけた選手たちに、烏養コーチがベンチから叫んだ言葉です。
ボールを落とさないよう常に上を見るバレーボールの特徴と、前を向き続ける気持ちを重ねた、作品を代表するはげましの言葉です。
ほかのスポーツ漫画の名言もあわせて読みたい方は、スラムダンクの名言を解説した記事も読んでみてください。
ライバル校の名言
ハイキューはライバル校の選手にも名言が多く、敵味方を問わず心に残る言葉があります。
才能は開花させるもの センスは磨くもの(及川徹)
原作17巻146話、春高予選準決勝の烏野戦で、青葉城西の主将・及川が、コートの外からの難しいトスを成功させた直後の独白です。
天才ではないと自分を認めながらも、努力で力を引き出せると示した言葉で、「ハイキュー 名言 短い」で探す人にも人気があります。
俺達は血液だ 滞り無く流れろ 酸素を回せ(黒尾鉄朗)
原作33巻294話、春高の烏野戦の前に、音駒高校が試合前の円陣で唱える言葉です。
セッターの研磨を脳にたとえ、チーム全員が血液のようにボールをつなごうという、守りの音駒らしい言葉です。
おれにバレーボール教えてくれてありがとう(孤爪研磨)
原作37巻324話、春高の烏野戦、いわゆる「ゴミ捨て場の決戦」を終えたあと、研磨が幼なじみの黒尾に伝えた言葉です。
バレーに熱くなることがなかった研磨が、激しい試合を通して初めて心から楽しめたことが伝わる、泣ける名言として知られています。
最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れるんだよ(孤爪研磨)
原作4巻28話、烏野との初めての練習試合で、誰も止められなかった日向と影山の速攻に、研磨が少しずつ対応していく場面の言葉です。
ゲーム好きの研磨らしいたとえで、最初はできないことも、くり返すうちに必ず慣れていくという、勉強や仕事にも通じる考え方です。
原作で見当たらないハイキューの名言
ハイキューの名言として紹介される言葉の中には、原作で確認できないものもあります。
「今の俺にできるのは全部やることだけ」「地道な努力をバカにするな」
どちらもハイキューの名言として紹介されることがありますが、原作の中でこの形の台詞は確認できませんでした。
稲荷崎の北信介が地道な積み重ねを大切にする場面や、田中の努力の場面が、読者によって短くまとめられて広まったものと考えられます。
ハイキューの名言に関するよくある質問
「ところで平凡な俺よ」は何巻ですか?
原作30巻263話で、春高の稲荷崎戦での田中の独白です。
ハイキューの短い名言は?
月島の「まってたよ」や、影山の「俺が居ればお前は最強だ!」が短くて印象に残る言葉です。
ハイキューの泣ける名言は?
研磨が黒尾に伝えた「おれにバレーボール教えてくれてありがとう」がよく挙げられます。
ハイキューのアニメはどこで見られますか?
DMM TVで、第1期から第4期と劇場版が配信されています。
ハイキューの名言まとめ
ハイキューの名言は台詞だけを並べるより、発言者・巻や話数・場面・前後の背景まで確認すると、キャラクターの信念と物語上の意味をより深く理解できます。
烏野のメンバーもライバル校の選手も、才能の差や負けに向き合う中で、それぞれの言葉を見つけています。
「地道な努力をバカにするな」のように、原作で確認できない言葉も広まっています。
持ち帰りたい一言を選ぶなら、烏養コーチの「バレーは常に上を向くスポーツだ」です。
気になった名言は、原作やアニメの試合の場面に戻って味わってみてください。