ダイヤのAの名言でよく知られているのが、沢村栄純の「俺は俺を全うする」や、クリス先輩の投手を支える言葉です。
ただ、ダイヤのAの名言として広まっているセリフには、原作の言い回しと少し違う形で覚えられているものや、何巻のどの場面か確かめられないものも混ざっています。
ダイヤのAの名言は、短いセリフだけでなく、誰がどの試合のどんな場面で言った言葉かまで確かめると、エースを目指す投手たちの成長と、チームを支える先輩たちの思いがより深く伝わります。
寺嶋裕二さんの漫画『ダイヤのA』『ダイヤのA actII』の名セリフは、短い名言・クリス先輩の言葉・キャラクター別に話数と場面をそえ、出典が確かめられない名言も扱っています。
この記事のポイント
- 沢村の「俺は俺を全うする」は『actII』5巻の市大三高戦の言葉
- クリス先輩の「大切なのは打たれたあと」は、無印の39話の言葉
- 「諦めるなんて一番簡単で一番つまんねぇ」は鵜久森の梅宮聖一の言葉
- 「敵は己の中にあり」「来ねぇよ」などは、何巻の言葉か確かめられていない
ダイヤのAの名言一覧
この記事で紹介する主なセリフを、発言者と話数つきで一覧にします。
| セリフ | 発言者 | 出典 |
|---|---|---|
| 俺は俺を全うする | 沢村栄純 | actII 5巻 42話 |
| 打たれたことよりも、大切なのは打たれたあと | 滝川・クリス・優 | 無印 39話 |
| 明後日の試合、マウンドに上がった者がエースだ | 滝川・クリス・優 | 無印 56話 |
| 毎試合ゲームを作ってこそ、エースだからな! | 滝川・クリス・優 | 無印 72話 |
| 苦しい時ほど顔には出すなよ | 結城哲也 | 無印 74話 |
| 挑戦者が守りに入ってちゃベルトは奪いとれねぇからな! | 梅宮聖一 | 無印 278話 |
| 諦めるなんて一番簡単で一番つまんねぇ | 梅宮聖一 | 無印 281話 |
ダイヤのAとは
『ダイヤのA』は、寺嶋裕二さんが講談社の『週刊少年マガジン』で連載した高校野球漫画で、第1部の無印が全47巻、第2部の『ダイヤのA actII』が全34巻で完結しています。
強豪・青道高校に入学した投手の沢村栄純が、天才投手の降谷暁や捕手の御幸一也、先輩たちと出会いながら、エースを目指して成長していく物語です。
テレビアニメは2013年から放送が始まり、2019年には『actII』、2026年4月からは『actII -Second Season-』が放送されています(参考:TVアニメ「ダイヤのA」スペシャルサイト)。
同じ高校野球を描いた作品では、ルーキーズの名台詞を人物・場面別に解説した記事もあります。
無印の原作の1巻では、沢村が青道高校に入学します。
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ダイヤのAの短い名言
ダイヤのAには、壁紙やSNSのプロフィールにも使いやすい、短くて力強い名言があります。
俺は俺を全うする
『actII』5巻の42話、春の大会の準決勝・市大三高戦で、降谷と交代してマウンドに上がった沢村の言葉で、原作では「どんな状況だろうと俺は俺を全うする!」という形です。
ライバルとの比べられ方やまわりの評価にとらわれず、自分の役割をやり切るという意味で、短い名言として特に人気があります。
ガンガン打たして行くんでバックの皆さんよろしくお願いします!!
マウンドに上がった沢村が、守ってくれる野手たちに向けて大きな声で叫ぶ、おなじみのセリフです。
自分の投球は仲間の守備があってこそ成り立つ、という信頼が込められていて、沢村らしいチームを明るくする言葉として親しまれています。
苦しい時ほど顔には出すなよ
無印の74話で、青道の主将・結城哲也が、キャプテンとしての振る舞いについて語る場面の言葉です。
チームの先頭に立つ人が迷えば、まわりも不安になる、という意味の言葉が続き、リーダーの心構えとして今も引用されています。
アニメ『ダイヤのA』は、第1期から放送中の『actII -Second Season-』まで、DMM TVで見放題で配信されています。
クリス先輩と沢村の場面や、成宮との対決を映像で見ると、名セリフの重みがいっそう伝わります。
配信状況や料金は変わることがあるため、公式サイトで確認してください。
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クリス先輩の名言
ケガで試合に出られなくなりながら、沢村を支え続けた捕手・滝川・クリス・優の言葉は、ダイヤのAの名言の中でも特に人気があります。
打たれたことよりも、大切なのは打たれたあと
無印の39話で、クリスが沢村に、打たれた直後の気持ちの立て直しの大切さを教える場面の言葉です。
失敗そのものより、そのあとにどう立ち直るかが大切だ、という考え方は、野球に限らず、仕事や勉強で失敗したときにも支えになります。
明後日の試合、マウンドに上がった者がエースだ
無印の56話で、クリスが自分を再びマウンドに立たせてくれた後輩投手への感謝とともに、全員で戦い抜く覚悟を語る言葉です。
毎試合ゲームを作ってこそ、エースだからな!
無印の72話で、調子のいい日だけでなく、調子の悪い日にどうベストに近づけるかがエースの条件だ、とクリスが語る言葉です。
クリスの言葉は、感情の起伏が大きかった沢村が、試合を任されるエースへと成長していくうえで大きな支えになりました。
ほかのスポーツ漫画の名言は、ハイキューの名言を解説した記事で紹介しています。
キャラクター別のダイヤのAの名言
青道高校の仲間やライバル校の選手たちの言葉にも、心に残る名言があります。
クリス先輩の分まで…だからお前も強くなれ(御幸一也)
無印5巻の37話で、ケガで一線を退いたクリスの悔しさを沢村に伝えた御幸の言葉です。
先輩の思いを背負って強くなれ、という言葉は、沢村がクリスとの関係を見つめ直し、這い上がるきっかけになりました。
挑戦者が守りに入ってちゃベルトは奪いとれねぇからな!(梅宮聖一)
無印の278話で、王者・稲城実業と戦う鵜久森高校のエース・梅宮聖一が、強い相手にひるまず攻める気持ちを示す言葉です。
諦めるなんて一番簡単で一番つまんねぇ(梅宮聖一)
無印の281話で、打たれても勝負から逃げない覚悟を示した梅宮の言葉です。
名言集では「諦めることは1番簡単で1番つまんねぇことだ」という形で紹介されることがありますが、原作の言い回しは少し違います。
出典が確かめられないダイヤのAの名言
ダイヤのAの名言として紹介される言葉の中には、何巻のどの場面か確かめられないものもあります。
「来ねぇよ」(成宮鳴)
稲城実業のエース・成宮鳴が、粘ればいつかチャンスが来ると信じる相手チームの考えを心の中で一蹴する言葉として知られ、「来ねぇよ 成宮」と検索されるほど人気があります。
わずか4文字で、圧倒的な実力を持つエースの自信と、勝負の厳しさを伝えるセリフですが、何巻の何話かははっきり確かめられていません。
「敵は己の中にあり!」「自信の上には奢りがあり、謙遜の下には卑屈がある」
どちらも監督の片岡鉄心の言葉として紹介されることが多いのですが、原作の何巻の言葉かは確かめられていません。
厳しくも選手の心の成長を見守る片岡監督のイメージに合うため、監督の言葉として広まったと考えられます。
「焦らずじっくり磨いていこうぜ」「よろしく頼むぜ、相棒」
どちらも御幸一也の言葉として紹介されますが、出典となる巻や話は確かめられていません。
作品の流れには合う言葉ですが、名言として引用するときは、原作の場面を確かめることが大切です。
ダイヤのAの名言に関するよくある質問
ダイヤのAの短い名言は?
沢村の「俺は俺を全うする」や、成宮の「来ねぇよ」が、短くて印象的な言葉としてよく挙げられます。
クリス先輩の名言は?
無印39話の「打たれたことよりも、大切なのは打たれたあと」がよく知られています。
「俺は俺を全うする」は何巻ですか?
『ダイヤのA actII』5巻の42話、市大三高戦の場面です。
ダイヤのAのアニメはどこで見られますか?
DMM TVで、第1期から『actII -Second Season-』まで見放題で配信されています。
ダイヤのAの名言まとめ
ダイヤのAの名言は、短いセリフだけでなく、誰がどの試合のどんな場面で言った言葉かまで確かめると、エースを目指す投手たちの成長と、チームを支える先輩たちの思いがより深く伝わります。
沢村の「俺は俺を全うする」や、クリス先輩の「大切なのは打たれたあと」には、失敗しても前を向き続ける強さが込められています。
一方で、言い回しが変わって覚えられていたり、何巻の言葉か確かめられなかったりする名言もあります。
持ち帰りたい一言を選ぶなら、「打たれたことよりも、大切なのは打たれたあと」です。
気になったセリフは、原作やアニメの場面に戻って、前後の物語ごと味わってみてください。