リゼロの名言でよく知られているのが、レムの「ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!」です。
ただ、名言まとめでは「ゼロから始めましょう」と短くされるなど、原作と言い回しが違う形で広まっている台詞もあります。
リゼロの名言は台詞だけを並べるより、誰がどの章のどんな場面で語ったかまで知ると、キャラクターの信念と物語の中での意味をより深く受け取れます。
名言は原作のWeb版で確かめたものに章と場面をそえ、アニメ1期18話「ゼロから」の場面や、言い回しが変わって広まった台詞も取り上げています。
この記事のポイント
- 「ゼロから」の名場面は、原作の第三章「ゼロから」とアニメ1期18話
- レムの言葉は「ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!」
- 「そう思ったときがスタートラインだろうが!!」は第四章のスバルの言葉
- 名言まとめの台詞には、原作で確かめられないものもある
※この記事には、物語の内容に触れるネタバレが含まれます
リゼロの名言一覧
この記事で紹介する名言を、話した人物と原作の章つきで一覧にします。
| 名言 | 人物 | 原作(Web版)の章 |
|---|---|---|
| ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから! | レム | 第三章「ゼロから」 |
| スバルくんはレムの英雄なんです | レム | 第三章「ゼロから」 |
| なにもしてこなかったくせに、なにか成し遂げたいだなんて思い上がるにも限度があんだろうよ | スバル | 第三章「ゼロから」 |
| そう思ったときがスタートラインだろうが!! | スバル | 第四章 |
| ラムはあの子の姉様だもの。その立場だけは、絶対に揺るがない | ラム | 第二章「絶望の利用法」 |
| 自分すら騙せない嘘では他者は偽れない | クルシュ | 第三章「決裂の夜」 |
| 怪物狩りは僕の専売特許でもあるんだ | ラインハルト | 第一章「剣聖の威力」 |
リゼロとは
『Re:ゼロから始める異世界生活』は、長月達平さんが2012年4月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載を始めた作品です(出典:小説家になろう)。
書籍版はMF文庫J(KADOKAWA)から刊行され、イラストは大塚真一郎さんが担当しています。
突然異世界に召喚された少年ナツキ・スバルが、死ぬと時間が巻き戻る「死に戻り」の力を頼りに、大切な人たちを救おうとあがく物語です。
テレビアニメは2016年に第1期が放送され、その後も続編が作られている人気シリーズです。
この記事の台詞は、原作のWeb版で確かめたものです。書籍版やアニメでは、言い回しが少し違う場合があります。
名言の前後の流れは、原作の小説で読み返すとより深く味わえます。
\ 名場面を原作で読み返す /
アニメ1期18話「ゼロから」の名言
原作の第三章「ゼロから」にあたるアニメ1期18話は、リゼロの中でも特に人気の高い名場面です。
なにもしてこなかったくせに、なにか成し遂げたいだなんて思い上がるにも限度があんだろうよ(スバル)
何度死に戻っても大切な人を救えず、心が折れたスバルが、レムの前で自分の弱さを吐き出す場面の言葉です。
元の世界でも何もしてこなかった自分が、異世界で特別になれるはずがないという、自己嫌悪がむき出しになった叫びです。
レムが一番好きなスバルくんを置き去りにしてしまうような気がしますから(レム)
すべてを捨てて一緒に逃げようと頼むスバルに、レムが断る理由として伝える言葉です。
逃げた先の穏やかな暮らしを思い描いたうえで、それでも「今、一緒に逃げてしまったら」と続け、運命に立ち向かうスバルこそが好きなのだと伝えています。
このあとスバルは「俺は、俺が大嫌いだよ」と叫び、自分を責める気持ちを吐き出していきます。
スバルくんはレムの英雄なんです(レム)
自分を責め続けるスバルに対して、レムは、スバルが自分を救ってくれたことを一つずつ挙げていきます。
どれだけスバルが自分を否定しても、レムにとってスバルは英雄なのだと言い切る、まっすぐな肯定の言葉です。
ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!(レム)
空っぽな自分が許せないと言うスバルに、レムが「今、ここから始めましょう」と語りかける言葉です。
弱い自分を受け入れたうえで、もう一度立ち上がろうと背中を押すこの言葉は、作品のタイトルにも通じる、リゼロを代表する名言です。
同じ場面でレムは「レムは、スバルくんを愛しています」とも告げていて、スバルが再び立ち上がるきっかけになりました。
アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』は、DMM TVで見放題の対象として配信されています。
配信状況や料金は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
\ スバルたちの物語を映像で /
スバルの名言
主人公のスバルの言葉は、自分の弱さに苦しみながらも、誰かのために立ち上がろうとする姿を映しています。
そう思ったときがスタートラインだろうが!!(スバル)
原作の第四章で、過去に縛られて前に進めない相手に向かって、スバルが叫ぶ言葉です。
「いつだって! どんなときだって! やりたい! 変わりたいと!」と続き、変わりたいと思った瞬間から何度でもやり直せるという、第三章でレムに救われたスバルだからこそ言える言葉になっています。
ラム・クルシュ・ラインハルトの名言
スバルのまわりの人物にも、それぞれの生き方が表れた名言があります。
ラムはあの子の姉様だもの。その立場だけは、絶対に揺るがない(ラム)
原作の第二章で、妹のレムのほうが何でもできることを気にかけるスバルに、ラムが返す言葉です。
「なにをやらせてもあの子の方がずっと上でも」と前置きしたうえで、姉としての立場だけは揺るがないと言い切る、ラムらしい誇り高い言葉です。
自分すら騙せない嘘では他者は偽れない(クルシュ)
原作の第三章で、王選候補者のクルシュが、スバルの本心を見抜いて告げる言葉です。
取りつくろった理由では人の心は動かせないという、クルシュのまっすぐな人柄が表れています。
怪物狩りは僕の専売特許でもあるんだ(ラインハルト)
原作の第一章で、剣聖ラインハルトが強敵エルザとの戦いに加わるときの言葉です。
ラインハルトは「剣聖」の名を受け継ぐアストレア家の青年で、作中でも最強クラスの剣士として描かれています。
「幸いなことに」と前置きし、余裕を見せながら戦いに臨む姿は、剣聖の圧倒的な強さを印象づける場面になっています。
ほかのアニメの名言もあわせて読みたい方は、アニメの名言を解説した記事も読んでみてください。
リゼロの名言として広まった言い回しの違い
名言まとめで紹介されている台詞の中には、原作と言い回しが違うものや、原作で確かめられないものもあります。
「ゼロから始めましょう」
レムの名言として「ゼロから始めましょう」と紹介されることがありますが、原作の言葉は「ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!」です。
作品のタイトルに引っぱられて、短い形で覚えられていると考えられます。
原作で確かめられなかった台詞
「ご褒美は頑張った子にだけ与えられるからご褒美なのです」や「お前に見せる笑顔なんて嘲笑で十分なのよ」も名言として紹介されますが、今回は原作の中で確かめられませんでした。
引用するときは、原作やアニメのどの場面の言葉かを確かめてから使うと安心です。
リゼロの名言に関するよくある質問
「ゼロから」は何話ですか?
アニメ1期18話「ゼロから」の場面です。
原作では第三章の「ゼロから」という話にあたります。
レムの「ゼロから」の正しい台詞は?
「ここから、始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!」です。
「スタートラインだろうが」は誰の言葉ですか?
原作第四章で、スバルが叫ぶ言葉です。
リゼロのアニメはどこで見られますか?
DMM TVで見放題の対象として配信されています。
配信状況は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
リゼロの名言まとめ
リゼロの名言は台詞だけを並べるより、誰がどの章のどんな場面で語ったかまで知ると、キャラクターの信念と物語の中での意味をより深く受け取れます。
レムとスバルの「ゼロから」の場面は、弱さを受け入れてもう一度立ち上がる、作品のテーマそのものを表しています。
「ゼロから始めましょう」のように、原作と違う形で広まった言葉もあります。
持ち帰りたい一言を選ぶなら、スバルの「そう思ったときがスタートラインだろうが!!」です。
気になった名言は、原作やアニメで前後の流れごと味わってみてください。