空条徐倫の「やれやれだわ」は、ジョジョ6部『ストーンオーシャン』の名言としてよく挙がる台詞です。
一方で、6部の名言として紹介されている言葉の中には、別の部の台詞や、作品の中で確かめられない言葉も混ざっています。
ジョジョ6部の名言は台詞だけでなく、発言者・場面・前後の流れまで確認すると、その部ならではのテーマとキャラクターの信念がより深く理解できます。
この記事のポイント
- 徐倫の「やれやれだわ」は父・承太郎の「やれやれだぜ」を受け継いだ口癖
- ウェザー・リポートの「おまえは自分が『悪』だと気づいていない」はプッチ神父への言葉
- 「覚悟はいいか?オレはできてる」は6部ではなく5部の台詞
- 6部のアニメは全38話で、DMM TVで見放題の対象として配信されている
ジョジョ6部の名言一覧
この記事で紹介する名言を、話した人物と場面つきで一覧にします。
| 名言 | 人物 | 場面 |
|---|---|---|
| やれやれだわ | 空条徐倫 | 困難な状況に向き合うとき |
| 生きのびるのよ あんたは『希望』!! | 空条徐倫 | プッチ神父との最終決戦 |
| 『復讐』とは、自分の運命への決着をつけるためにあるッ! | エルメェス・コステロ | 姉の仇との戦いの前 |
| これがあたしなの さよならを言うあたしなのよ | F・F | 徐倫との別れ |
| おまえは自分が『悪』だと気づいていない… | ウェザー・リポート | プッチ神父との対決 |
| 落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ… | エンリコ・プッチ | 追い詰められたとき |
| ぼくの名前はエンポリオです | エンポリオ | 物語のラスト |
ジョジョ6部『ストーンオーシャン』とは
『ストーンオーシャン』は、荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部で、2000年から2003年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されました。
無実の罪で刑務所に入れられた空条承太郎の娘・徐倫が、仲間とともにプッチ神父の野望に立ち向かう物語です。
徐倫はシリーズで初めての女性の主人公で、刑務所という閉ざされた場所での戦いが、これまでの部とは違う緊張感を生んでいます。
テレビアニメはdavid productionが制作し、全38話で完結しました(出典:アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」公式サイト)。
アニメはNetflixでの先行配信のあと、テレビでも放送されました。
名言の前後の流れは、原作漫画で読み返すとより深く味わえます。
\ 名場面を原作で読み返す /
空条徐倫の名言
6部の主人公・空条徐倫の言葉には、父との関係に悩みながら、仲間を守るために強くなっていく姿が表れています。
やれやれだわ
困った状況や手ごわい敵を前にしたとき、徐倫が口にする言葉です。
3部の主人公で父親の承太郎の口癖「やれやれだぜ」を受け継いだ言葉で、はじめは父に反発していた徐倫が、父と同じ強さを身につけていくことを感じさせます。
生きのびるのよ あんたは『希望』!!
プッチ神父との最終決戦で、徐倫がエンポリオを逃がそうとする場面の言葉です。
仲間たちが次々に倒れていくなかで、自分ではなく少年のエンポリオにすべてを託そうとする徐倫の覚悟が伝わってきます。
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は、DMM TVで見放題の対象として配信されています。
配信状況や料金は変わることがあるので、公式サイトで確認してください。
\ 徐倫たちの戦いを映像で /
徐倫の仲間たちの名言
徐倫とともに刑務所で戦う仲間たちにも、それぞれの生き方が表れた名言があります。
『復讐』とは、自分の運命への決着をつけるためにあるッ!(エルメェス)
姉の仇であるスポーツ・マックスとの戦いを前に、エルメェスが語る言葉です。
エルメェスにとって復讐は憎しみを晴らすためだけでなく、過去に区切りをつけて前に進むためのものだという決意が込められています。
これがあたしなの さよならを言うあたしなのよ(F・F)
プランクトンの集まりから生まれたF・Fが、徐倫に最後の別れを告げる場面の言葉です。
徐倫たちと過ごすなかで「思い出」を得たF・Fが、自分らしくいられたことを誇りに思いながら別れを受け入れる姿は、多くの読者の心に残りました。
おまえは自分が『悪』だと気づいていない…(ウェザー・リポート)
記憶を取り戻したウェザー・リポートが、実の兄であるプッチ神父に向けて言う言葉です。
「全人類の幸福」を理由にほかの人を犠牲にするプッチ神父こそ、自覚のない「もっともドス黒い『悪』」だと言い切る場面は、6部屈指の名場面として知られています。
プッチ神父とエンポリオの名言
6部の物語は、プッチ神父が目指す「天国」と、それに立ち向かう徐倫たちの戦いを軸に進みます。
落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…(プッチ神父)
追い詰められたプッチ神父が、1と自分自身でしか割り切れない「孤独な数字」である素数を数えて、心を落ち着かせようとする場面の言葉です。
独特の言い回しが印象に残り、焦ったときの冗談めいた言葉としてネットでもよく使われています。
ぼくの名前はエンポリオです(エンポリオ)
物語のラストで、エンポリオが、かつての仲間たちによく似た人たちに出会い、自分の名前を名乗る場面の言葉です。
仲間たちの記憶を一人で受け継いだエンポリオの悲しみと希望が重なる、6部を締めくくる名場面として知られています。
名前が変わっても仲間の思いは消えないという、6部全体を通したメッセージを感じられる一言です。
6部のテーマ「覚悟」と「運命」
6部では、「覚悟」と「運命」という言葉が、プッチ神父と徐倫たちの考え方の違いを表しています。
プッチ神父が目指した「天国」
プッチ神父が目指した「天国」は、すべての人が自分に起こる未来をあらかじめ知っている世界です。
悪い未来であっても前もって知っていれば「覚悟」ができるので幸福だ、というのがプッチ神父の考えでした。
エンポリオが示した「運命」
アニメの最終話で、エンポリオは「正義の道を歩むことこそ運命なんだ」と語り、プッチ神父の考えを否定します。
決められた未来をなぞるのではなく、先が見えないなかでも正しいと思う道を選び続けることこそが大切だという、ジョジョらしい「人間讃歌」の考え方が表れています。
ジョジョのほかの部の名言もあわせて読みたい方は、ジョジョ7部の名言を解説した記事も読んでみてください。
ジョジョ6部の名言と間違われやすい言葉
6部の名言として紹介される言葉の中には、別の部の台詞や、作品の中で確かめられない言葉もあります。
覚悟はいいか?オレはできてる
6部の名言として紹介されることがありますが、5部『黄金の風』でブローノ・ブチャラティが語った言葉です。
6部の台詞として引用する前に、どの部の場面かを確かめておくと安心です。
人間は『運命』からは逃れられない
6部の名言として紹介されることがありますが、作品の中でこの言い回しの台詞は確かめられませんでした。
作品の台詞として引用するのは避けたほうが安心です。
ジョジョ6部の名言に関するよくある質問
「やれやれだわ」は誰の言葉ですか?
6部の主人公・空条徐倫の口癖です。
父親の承太郎の口癖「やれやれだぜ」を受け継いだ言葉として知られています。
「覚悟はいいか?オレはできてる」は6部の台詞ですか?
6部ではなく、5部『黄金の風』でブローノ・ブチャラティが語った言葉です。
「素数を数えて落ちつくんだ」は誰の言葉ですか?
6部の敵、エンリコ・プッチ神父の言葉です。
追い詰められたときに、素数を数えて心を落ち着かせようとする場面で語られます。
ジョジョ6部のアニメは何話ですか?
アニメ『ストーンオーシャン』は全38話です。
ジョジョ6部の名言まとめ
ジョジョ6部の名言は台詞だけでなく、発言者・場面・前後の流れまで確認すると、その部ならではのテーマとキャラクターの信念がより深く理解できます。
徐倫の「やれやれだわ」、ウェザー・リポートの言葉、エンポリオのラストの一言には、仲間から仲間へと受け継がれる思いが表れています。
「覚悟はいいか?オレはできてる」のように、別の部の台詞が6部の名言として紹介されることもあります。
持ち帰りたい一言を選ぶなら、エルメェスの「『復讐』とは、自分の運命への決着をつけるためにあるッ!」です。
気になった名言は、原作やアニメで前後の流れごと味わってみてください。