ドラゴンボールの名言の代表に、悟空の「クリリンのことか」やベジータの「がんばれカカロット」があります。
一方で、ネットで広まっているドラゴンボールの名言には、原作になくアニメや映画だけの台詞や、海外で言い回しが変わって有名になった言葉も混ざっています。
ドラゴンボールの名言は台詞だけを並べるより、発言者・巻や話数・場面・前後の背景まで確認すると、キャラクターの信念と物語上の意味をより深く理解できます。
悟空・ベジータ・ピッコロたちの名台詞には原作の巻と場面をそえ、原作とアニメで違う言葉や、海外で有名になった言葉の背景も扱っています。
この記事のポイント
- ベジータの言葉の移り変わりに、誇りと成長の物語が表れている
- 「がんばれカカロット…おまえがナンバー1だ!!」は原作最終42巻の言葉
- 「もうだめだぁ…おしまいだぁ」は原作ではなく劇場版の台詞
- 英語版の「It's over 9000!」は、日本語版では「8000以上だ」
ドラゴンボールの名言一覧
この記事で紹介する主な名言を、発言者と原作の巻つきで一覧にします。
| 名言 | 発言者 | 原作 |
|---|---|---|
| きさまといた数か月… わるく… なかったぜ… | ピッコロ | 19巻 |
| へっ! きたねえ花火だ | ベジータ | 21巻 |
| わたしの戦闘力は530000です | フリーザ | 24巻 |
| たのむ… フリーザを… たおしてくれ | ベジータ | 26巻 |
| クリリンのことか………… | 悟空 | 27巻 |
| がんばれカカロット… おまえがナンバー1だ!! | ベジータ | 42巻 |
ドラゴンボールとは
『DRAGON BALL』は、鳥山明さんが1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載した漫画で、ジャンプ・コミックスは全42巻です。
7つ集めると願いがかなうドラゴンボールをめぐる冒険から始まり、悟空が強敵と戦いながら成長していく物語へと広がっていきました。
アニメは東映アニメーションの制作で、『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボール超』などのシリーズが作られています(出典:ドラゴンボール オフィシャルサイト)。
原作者の鳥山明さんは2024年3月に亡くなり、その知らせは世界中のファンに惜しまれました。
ベジータの言葉の変化は、フリーザ編から魔人ブウ編まで通して読むとよくわかります。
\ 悟空の冒険を1巻から /
悟空の名言
主人公の悟空は、戦いを楽しむ明るさと、仲間を思う強い怒りの両方を言葉に残しています。
クリリンのことか…………(悟空)
原作27巻、ナメック星でフリーザが親友クリリンを殺し、さらにその死をあざけったときの悟空の言葉で、このあと悟空は伝説の超サイヤ人に目覚めます。
一度ドラゴンボールで生き返ったクリリンは、二度目は生き返れないかもしれないという状況だったからこそ、怒りの大きさが伝わる場面です。
星はこわせても たったひとりの人間はこわせないようだな(悟空)
原作27巻、超サイヤ人になった悟空に攻撃が通じず、焦るフリーザに向けた言葉です。
星を壊すほどの力を持つ相手でも、ひとりの人間の意志までは壊せないという、悟空の強さの本質が表れています。
落ちこぼれだって必死に努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ(悟空)
地球に攻めてきたベジータに、下級戦士と見下された悟空が返した言葉として知られています。
原作での正確な言い回しや話数は資料によって違うため、ここでは広く知られた形で紹介します。
バイバイ、みんな(悟空)
セルゲームで、追い詰められたセルが地球ごと自爆しようとしたとき、悟空が瞬間移動でセルを界王星へ運ぶ直前に残した言葉です。
自分の命と引きかえに仲間と地球を守るという決断を、いつもの明るい調子の短い一言で済ませたところに、悟空らしさが表れています。
アニメの『ドラゴンボール』シリーズや劇場版は、DMM TVで配信されています。
配信状況や料金は変わることがあるため、公式サイトで確認してください。
\ 名場面を映像で見返す /
ベジータの名言
ベジータの言葉をたどると、誇り高い敵役が少しずつ変わっていく様子がわかります。
へっ! きたねえ花火だ(ベジータ)
原作21巻、ナメック星で自分を追ってきたキュイを倒したときの言葉で、このころのベジータの冷酷さが表れています。
たのむ… フリーザを… たおしてくれ(ベジータ)
原作26巻、フリーザに敗れたベジータが、最期に涙を流しながら悟空に願いを託した言葉です。
サイヤ人の王子として誇りを捨てなかったベジータが、初めて他人に頼った場面として知られています。
がんばれカカロット… おまえがナンバー1だ!!(ベジータ)
原作最終42巻、魔人ブウと戦う悟空を見ながら、ベジータが心の中でつぶやいた言葉です。
長い間ライバルとして意識し続けた悟空を、ベジータが心から認めた瞬間で、作品屈指の名場面として語り継がれています。
さらばだ ブルマ… トランクス……そして…カカロット……(ベジータ)
魔人ブウ編で、ブウを倒すために自分の命と引きかえの技を使う直前、ベジータが心の中でつぶやいた言葉です。
かつて自分のためだけに戦っていたベジータが、家族とライバルのために命を投げ出した場面として知られています。
ピッコロ・フリーザ・人造人間16号の名言
悟空とベジータのほかにも、物語の節目で心に残る言葉を語った人物がいます。
きさまといた数か月… わるく… なかったぜ…(ピッコロ)
原作19巻、サイヤ人のナッパの攻撃から悟飯をかばったピッコロが、命を落とす前に残した言葉です。
かつての悪の大魔王が、修行をつけた悟飯に心を開いていたことがわかる場面です。
わたしの戦闘力は530000です(フリーザ)
原作24巻、ナメック星で、ていねいな言葉づかいのまま圧倒的な力を見せつけたフリーザの言葉です。
数字ひとつで絶望を伝えるこの台詞は、強さが数字で語られるドラゴンボールらしい名言として知られています。
オレのスキだった自然や動物たちを……守ってやってくれ(人造人間16号)
セルゲームで、セルに頭を壊された人造人間16号が、戦いをためらう悟飯に語りかけた言葉です。
この言葉をきっかけに悟飯は抑えていた怒りを解き放ち、セルとの戦いの流れが大きく変わります。
ほかのアニメの名言もあわせて読みたい方は、アニメの名言を解説した記事も読んでみてください。
原作とアニメで違うドラゴンボールの名言
ドラゴンボールの名言の中には、原作ではなくアニメや映画、海外版で有名になったものもあります。
「It's over 9000!」と「8000以上だ」
悟空の戦闘力をスカウターで測ったベジータの言葉は、日本語版では「8000以上だ」ですが、アメリカの英語吹き替え版では「It's over 9000!」と変えられました。
この英語の台詞は海外のインターネットで大きな話題になり、とても強いものを表す言い回しとして今も使われています。
もうだめだぁ… おしまいだぁ(ベジータ)
原作にはなく、劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で、伝説の超サイヤ人ブロリーを前にしたベジータの台詞です。
いつもの誇り高い姿とのギャップから、ネットでもよく引用されるようになりました。
また、「今 悟飯がなにを思っているか分かるか!?」という台詞は、まとめサイトでは紹介されているものの、原作の話数や場面は確かめられていません。
ドラゴンボールの名言に関するよくある質問
「がんばれカカロット」は何巻ですか?
原作の最終巻である42巻、魔人ブウとの戦いの場面の言葉です。
「クリリンのことか」は何巻ですか?
原作27巻、ナメック星でのフリーザとの戦いの場面です。
「もうだめだぁおしまいだぁ」は原作にありますか?
原作にはなく、劇場版『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の台詞です。
アニメのドラゴンボールはどこで見られますか?
DMM TVで、シリーズや劇場版が配信されています。
ドラゴンボールの名言まとめ
ドラゴンボールの名言は台詞だけを並べるより、発言者・巻や話数・場面・前後の背景まで確認すると、キャラクターの信念と物語上の意味をより深く理解できます。
とくにベジータの言葉をたどると、冷酷な敵役が仲間を認めるまでの長い成長の物語が見えてきます。
「It's over 9000!」や「もうだめだぁ」のように、原作の外で有名になった言葉もあります。
持ち帰りたい一言を選ぶなら、ベジータの「がんばれカカロット… おまえがナンバー1だ!!」です。
気になった名言は、原作やアニメの場面に戻って前後の物語ごと味わってみてください。