夏目漱石の名言としてよく知られているのが、『草枕』の「智に働けば角が立つ」や、「月が綺麗ですね」の逸話です。 ただ、夏目漱石の名言として広まっている言葉には、漱石の作品や手紙に見当たらないものや、もとの場面とは違う意味で使われているものもあります。 夏目漱石の名言は、小説・講演・手紙のどこに書かれた言葉かを作品名と場面つきで確かめると、短い一節に込められた漱石の考えと、物語の中での重みが正しく伝わります。 この記事のポイント 「自己本位」の名言は、1914年の講演『私の個人主義』の言葉 「牛のように図々し ...